iPhoneオーナーになって月も変わって…
たまには雑記でも…。
iPhone発売以来、「こんないいものが使えていいな」と羨望の眼差しを送りつつ、「日本じゃ無理だorz」と慰め代わりに「ipod touch」を心待ちにした去年の10月前後。
今年の5-6月には「D4だぜぇ!!」と思っていたことが懐かしく感じられます。突然のソフトバンクからのiPhone発売決定。そのときソフトバンクはどう報じたか覚えておられますか?
(以下 超長文です)
「年内にもiPhoneを発売します」
これですよ。プレスリリースでこれだけ短文でこれだけの衝撃を与えたものを私は知りません。そしてさらなる衝撃はジョブズ氏が発表したあの「WDDC」当日のことでした。私は気が狂うかと思うくらい興奮しました。
7月11日。わずか一月後に私の夢がかなえられる!
そして発売まで、、
いろんな妄想をする毎日でした。ipod touch+EMoneで擬似iPhone生活をシミュレートしてみたり、iPhone発売について料金体系がどうなるとか販売方法はどうなるとかひたすら情報を追いかけてました。
「私がiPhoneをもったらこうする」
こんな妄想も一杯しながら、発売を楽しみにしていました。本当に楽しみでした。そして2008.7.11、私は人生の中でも忘れられないほどのフィーバーぶりを目の当たりにしました。表参道の行列ぶり、めざましテレビの生中継、そして、ソフトバンクからの電話。
確か発売日当日の昼の2時前だったと記憶してますが、電話がかかってきてソフトバンクショップに向かう私は車の中で明らかに普通の状態じゃなかったと思います。そのときに何か突発的な何かが起こってたとしたら、私は事故ってたかもしれません。それくらい、心はiPhoneに、そしてあと数十分先に私が手にしているはずのiPhone。。きたぁぁぁぁぁぁ!と思う気持ち。
異常すぎました。そして、もとまかさんとの開封の儀争いw これもほんといい思い出です。おおげさではありません。一生忘れないと思います。 それくらい私にとってiPhoneは夢だったんです。
しかし、夢は早くも、そして脆くも砕けます。
発売日に私は正直思いました。「なにこれ。回線遅すぎww なにこれ。Safari落ちまくりやんorz なにこれ、touchより遥かにもっさりしてるやんorz なにこれ(以下略」
まあ、いくらでも沸いてきました、不満なんて。
でもそれ以上に触りたかったんです、それ以上に使ってみたかったんです。慣れない日本語入力も新鮮で、重くなりながらもSMSで感動してみたり、Twitter使ってああ、コミュニケーションとってるなとか、Mobilemeのプッシュ機能に感動したりとか。とにかく何でもいいから触れてみたかった。しかし、それに対する期待はずれな感じも確かにありました。とにかくもっさりしている、通信速度が思うようではない。この不満はいまでも持っています。
しかし、毎日blogの更新しつつもiPhone自体を触ることが日課になってました。日課というよりも秒課という、とにかく暇さえあれば何かいじってました。「何かできることないかな」「どうやって使うかな」「もっと快適にするにはどうしたらいいだろう」
その情動で、ネットを散策し、いい情報を仕入れてはblogにエントリーして実際自分の実践してみる。意味もなくメモ書きをしては日本語入力の訓練をする。特にスピードテストは四六時中ずっとやってました。
こんな毎日を送りながら、今、感じることがあります。
- 日本語入力が普通に速くなってて、何のストレスにもならない。
- 重かったOSがいろんなTIPSで今はストレスに感じない。
- アプリをつかってのコミュニケーションにどっぷりはまっている。
- 一日のルーチンワークにiPhoneを使うシーンで一杯だ。
- いつのまにかドコモ携帯もノートPCも家から持ち出す気がなくなった。
- 次はどんなことしてやろうかと今まで以上に思う。
つまり、iphoneを使うに当たって、使うこと自体の戸惑いはほぼなくなったということです。普通に何かわからないことがあれば、何の迷いもなくGoogle開いて検索してる。それをSSとって、一緒に調べていた友人にメールを送る。それが普通にでき始めてる。
それが「飽きる」ということじゃなく「さらなる次のステップの楽しみ」として実感できていることが凄いです。ほんと。「こんなこともできやがるんだ、この野郎!」てな調子です。もう憎たらしいくらいですよ。
ひとつひとつの機能はなんてことない。逆に言えば他のガジェットより劣っている。スペックの上では。だけどその連携の心地よさと自分の思いつきによってもっと便利に使えるんだという実感を持たせてくれます。そんな快感を数値化などできない、そこにこそiPhoneのよさがあると思います。
発売されて半月以上が経って月も変わりました。
買ったときの感激とかちょっとした失望は確かにありました。ですが、買うまでの、また買った直後の「使いこなしてやろう」という気持ちは今のほうが逆に強いくらいです。本当に”買ってよかった” と思えるし、”これからどうなるんだろう”というくらい恐ろしいほどの将来性を感じさせてくれます。
暴れ馬にまたがってそれを御する難しさも感じることもあれば、これだけ素直なものもない。と感じるシーンもある。一度扱いがわかれば、思った以上の働きをしてくれます。そういうあらゆる魅力をもったそんな”個性ある”ガジェットじゃないかと思います。
今思うのは、iPhoneでできることはすべてiPhoneでやろうってことです。実際これができちゃうんですよ。確かにこのエントリーのような長文エントリーは難しいかもしれません。ただ、環境がこれからさらに整備されて、iPhone自体のOSの整備も進めば、本当にPCはいらなくなるかもしれません。それくらいのポテンシャルをもっていると思います。
それ以上にiPhoneの本領発揮はこれからなんだということです。プッシュサービスの本領は9月から発揮されます。メールと着信だけのプッシュ生活に満足しているいわゆるガラパゴス携帯族の方には申し訳ないですが、iPhoneはアプリ単位でのプッシュサービスが始まります。この凄さを感じることができるのは日本で言うとiPhoneユーザーだけなのです。ホームに置かれたアイコン群の右下が数字だらけになって、自分の生活はiPhoneに指示されながら進行していく。みたいなありえないほどのiPhone依存症になることを怖れながら、でも畏れながら、使い続けてみたいと思っています。
最後になりましたが、私のblogとしましては、8月はニュースばかりを追うのではなく、「自分なりのiPhone活用法」をテーマにエントリーしてきたいと思います。また「iPhoneを基にしたコミュニケーションの強化」をテーマにiPhoneをお持ちの方の実際の活用法を中心に追っかけて行きたいと思ってます。
※こうなるとますます、もとまかさんをストーキングしたほうが楽だという結論も見えてくるわけですよ。マジでw
※さぼるための口実ですか?はい、そうかもしれませんw